おめでたいことが起きた時にお返しの代わりとして

お返しの選び方

形に残る物よりも消耗品が無難

内祝いとはもともと結婚や出産などの喜びごとで、親しい人や知人などに幸せをおすそ分けするために贈り物をするという慣習でした。しかし、現代においては結婚や出産のお祝いのお返しとしての機能を果たしており、本来の内祝いとは少し異なる進化を遂げています。内祝いでお返しするギフトは、貰ったお祝い金の3割から5割の金額のものとされています。1万円のお祝いをもらったら、3000円から5000円のものをお返しするのが慣例です。現金ではなく物でもらった時は、ネットなどで金額を調べ、その金額を基準にして予算を立てると良いでしょう。内祝いのギフトは、形に残る物よりも消耗品が喜ばれる傾向があります。例えば、出産の内祝いなどで両親や義両親には子供の写真や名前の入った置時計やお皿などを贈るのはありですが、それ以外の知人や友人には洗剤やスイーツなど消耗品を贈る方が無難です。全ての人に一律同じものを贈るのではなく、家族構成などを考えて贈ると、よりスマートな内祝いを選べます。結婚や出産の後はバタバタしていて、ゆっくりと内祝いを選ぶ時間がないという場合は、カタログギフトを選ぶという方法もあります。3000円用のもの、5000円用のものなど、内祝いの金額に合わせて選べるので便利です。載っている商品も高級食材やスイーツ、調理道具などの日用品など、様々なものがあるので好きなものを選んでもらえます。もらう立場になって選ぶのが、素敵な内祝いを贈ることでしょう。