お返しとしての利用に

内祝い

意味を誤解している人が多いことが特徴

「内祝い」って聞いたことあるけれど、どんな意味か解らないと言う人もいるかも知れません。だんだん使われなくなっている言葉の一つかも知れませんが、普段から実践しているものも多くあると知っておきましょう。「内祝い」とは、身内で起こったおめでたいことに対する喜びをお裾訳をすることです。ですから多くの人が考えている「お返し」ではなく、普段からお世話になっている方や知り合いや親族と言った人たちに喜びに対するお裾分けとして贈り物をすることが本来の「内祝い」です。このことから判ることは現在ではお祝いをもらった人が、そのお返してと「内祝い」としてお返してをしている訳ですが、この方法が広まった理由にはどこまで「内祝い」の品を贈らなければならないのかと言う判断が難しいことがあります。そのため現在では、お祝を頂いた方へのお返しとして、「内祝い」として返礼するようになったと考えられています。「内祝い」としては結婚式がありますが、披露宴などにお招きした方から頂いたご祝儀には、披露宴での食事の提供や引き出物がお返しの代わりになります。ですが披露宴に招くことが出来なかった方には、頂いたご祝儀の半額程度の品を返すようにします。また出産時にも同様になり、お祝いを頂いた方には、お祝いの半額を目安としてお返しをしましょう。更には病気で入院したなどと言う時に頂くお見舞いに対しても同様で、病気が治癒した後もしくは退院した後の2週間くらいの間に快気祝いとしてお返しをしましょう。